死者を裁く死神・都筑&密の物語──8年ぶりの新刊発売!!
死後の世界・冥府において死者の生前の罪業を裁く機関「十王庁」。都筑と密は、その十王庁の筆頭・閻魔庁召喚課に勤務する死神である。2人は裁判に関する様々なトラブルを解決するため、冥府を巡り地上を走る!
最新第12巻 1月19日発売、雑誌掲載に大幅加筆修正!
【第12巻あらすじ】黒崎家の謎を潜入調査していた巽と亘理は、黒崎家が神討ちの呪いに苦しんでいることを知る。そして更なる調査のため2人は…!? 一方、倶梨伽羅の説得に失敗し重傷を負った密。それを発端に幻想界の安定と平和が崩れ始め──!?
【登場人物】
[都筑麻斗] 勤続70年の平職員。自分が破壊してしまった閻魔庁法廷や書庫の修復費用を弁償するため、300年と8ヵ月ただ働きの予定。召喚課のお荷物として有名だが、十二神将と呼ばれる最高位の式神を操るなど、十王庁一強大な魔力を持っている。
[黒崎密] 召喚課の課長が直々にスカウトした逸材で、精神感応能力を持っている。治癒・防御系の能力も非常に高い。旧家の跡取り息子として武芸一般を叩き込まれたため、剣道、合気道、弓道、薙刀、柔術などの心得がある。都筑とつりあう存在になりたいと思い、式神を得るため幻想界にに赴くが…!?